沖縄で使える飲食店の求人についてあれこれ調べてみました

最近よくニュースになるのが、「景気が良くなった事で、人が採用できない」ってやつです。

すき家さん等は、アルバイトが集まらないため、一時閉店する店舗もありましたね。

沖縄でもそれは例外では無いみたいで、取引先の居酒屋さんでも「最近人繰りが大変なんだよね〜」なんて話も聞きました。

そこで、ネットやら書籍やらを駆使して、飲食店様が取りえる求人方法とその各メリット・デメリットを調べてみました。

コストや緊急性で使いわける、11の求人方法

まず最初に、「色々な方法があるけど、どれを使ったらいいのか?」という疑問が生まれました。

人集めはお店の置かれている状況によって異なります。そこで以下の2つが判断の基準になります。

それは、コストと緊急性です。

緊急で人をすぐに見つけたい場合は、その分コストの高い方法になる傾向があります。

現状の人員でなんとか回す事ができ、ある程度時間をかけてもいい場合は、コストの低い方法で対応します。

笑顔のウェイトレス

時給等の諸条件を書いたポスターを貼っておく。コストが極めて低い方法です。また、お店に愛着を持つ人材が来てくれる可能性や近隣住民にアピールできるメリットがあります。
近隣住民へのお店のアピールも兼ねる。学生、主婦層に効果的。コストも低い部類に入る。
採用が決まった人と同じような条件の人を採用できる事が多い。コスト無し。
近隣のお店にお願いし、求人のチラシを置かせてもらう。コスト低い。
正社員の採用、もしくは主婦層に有効。求職者の年齢が高くなる事は多い。雇用助成金を使える場合もある
求人チラシを折り込む。主婦層や学生向け。住宅地に近い店舗で有効。都市部では効果が薄い。新聞配達を利用してない人には効果が出ない。
インターネット上の求人サイトや自社HPの採用情報を使う。正社員、アルバイトとも若年層に効果が高い。※ネットを使った方法は色々あるので、後で詳しく書きます。(^^)
飲食業を専門にした求人誌・求人サイトを利用する。正社員が対象。大手企業や有名店も募集を掲載しているため、ブランド力の無いお店は応募が少なくなる可能性も。仕事内容よりも、「将来性ややりがい」を重視する読者が多い。
希望する人物像を伝え、条件に合致する人を紹介してもらう。採用が決定した段階で、成功報酬が発生。年収に対する一定割合を紹介会社に支払う。ただし、紹介を受けるまで費用負担は無し。
コンビニ等にあるフリーペーパーに求人を掲載。幅広い層にアプローチできる。特に学生へのアピールに有効。掲載料は他の情報誌等に比べて割高。
希望する人物像を伝え、条件に合う求職者を派遣してもらう。どうしても人が足りない場合に活用。依頼すればほぼ100%人材を手配できる。経験者を派遣してもらえば、即戦力になる。時給は一般的な相場の1.5焙以上。あくまで、緊急的かつ一時的に利用する。 

まとめてみると、

①~④までは、比較的コストがかからない方法なので、とりあえずやっておくべき事になります。

⑤以降は掲載料や紹介料が必要な方法なので、とにかく急ぎで人が欲しい&予算に余裕がある場合に活用します。

WEBを使った求人

⑦のインターネットを使った求人は多種多様のため深く掘り下げたいと思います。

求人のためのサイトは主に3つのパターンがあります。

①掲載料発生型サイト

②マッチング型

③成功報酬型

ウェブを使った求人

沖縄の大手求人サイト其の一「ルーキー web」

株式会社ラジカル沖縄さんが運営している求人サイトです。

①の求人ページを載せた時点で掲載料が発生するタイプです。

基本的な流れは、、、

①飲食店様が欲しい人材や労働条件をまとめ、ルーキーさん側に提出。

②ルーキーさん側に掲載料を支払う。⇒※2週間掲載で、税抜12,000円~みたいです。

③アルバイトや社員に応募したい方がルーキーにアクセス!⇒問い合わせ

という感じです。

一番オーソドックスなタイプです。

ちなみに、掲載料12,000円だと3職種まで募集が可能です。

10職種だと、32,000円まで料金が上がります。また、前もってより長い期間で契約すると、(例えば2か月とか

、もしくは職種を増やせばそれだけページの情報量が増えるので、その分掲載料が上がっていくという事だと思います。

2014年5月時点で

アルバイト870件 正社員554件(県内)の求人情報が載ってました。

http://www.shigotoarimasu.com/

沖縄の大手求人サイト其の二「Web アグレ」

こちらも①の掲載料発生型で仕組みは同じです。

特徴としては、ルーキーさんよりも、多機能仕様です。

求人に応募する側の人は、ユーザー登録をする事ができます。

過去に閲覧したページを保存したり、企業のとのメールのやり取りを管理したり、求人情報が毎週一回届くメール設定等の機能があります。

また、飲食店側は掲載について、様々なオプションがあります。

掲載料12,000円〜というスタートは同じですが、写真の枚数や掲載の位置等によってオプションを追加していく事ができます。

ルーキーさんはシンプルに見せる感じで、アグレさんは細かいニーズに対応するための多機能型という印象です。

http://webagre.com/

マッチング型のJoo navi

ミキトニーのテレビCMでおなじみのサイトです。

「と~ろくと~ろくし~よ~お~ 未来がや~ってく~るわ~」

の歌詞にもあるように、サイトに登録する事が前提のシステムです。

特徴

①企業と働きたい人のマッチングサイト

②正社員対象の転職支援が目的(新卒採用専門のページもあります)

③働きたい人は、応募する前に企業側に質問ができる

④逆に企業側からアプローチする事もできる

マッチングがあくまで目的なので、働きたい人と企業の双方向でコミュニケーションを取れるように

なっています。

お店側に必要な人物像が明確にあって、正社員として採用を考えているのであれば、良い方法ではないでしょうか。

https://ten.joonavi.jp/

成功報酬型求人サイト ジョブセンス

上記の各サイトは、掲載の時点で掲載料金が発生していました。

このサイトは、掲載の時点では料金が発生しません。

そこが大きな違いです。

お店側は、応募がきて、採用を決めた場合のみ料金が発生します。

また応募する側のメリットは、採用が決まった時点で、なんと「祝い金」がもらえる事です。

サイトから数千円〜数万円もらえます。

ここで、このサイトはどうやって儲けてるの?

という疑問が出る方もいるかもしれません。

そこで、お金の流れを整理しておきます。

飲食店が求人情報をサイトに掲載(この時点では一切お金の動きはありません)

サイトを見た人がお店に応募。(ここでもお金は動きません)

会社が採用決定(飲食店からサイトに成功報酬支払い)

サイトが企業から得た成功報酬の一部を採用が決まった人に「祝い金」として支払い

つまり、サイト側には成功報酬の一部が残るため、そこで利益を出そうというスタイルです。

個人的にはすごく良いサービスだと思いますが、沖縄の場合、ルーキーさんやアグレさんの

認知度が高く、そこがこのサイトの弱点だと思います。

 

「沖縄 求人」で検索しても、ジョブセンスさんのサイトは、2ページ目以降の

表示になっています。

今後認知度が高まり、検索順位が上がってくると、面白いサービスだと思います。

http://j-sen.jp/kyusyu/city_1239.htm

 自分でウェブ求人をしてみる

最近は、facebookやツィッターで個人で発信した情報が拡散しやすくなってきました。

当社取引先のイタリアンレストランでは、facebookページの「いいね」数が2,900件を超えており、

記事を投稿する度に50件〜80件の「いいね」が押されます。

その場合、相当な数の人がその記事を見る事になり、求人情報の記事を自社ページに載せる事で

効果を期待できます。

さらに、「人を紹介してくれた人に2万円分の食事券をプレゼント」等、情報を拡散したくなる

工夫も盛り込んでいます。

 

フェイスブックを使った求人

 

 

 

 

 


コメントを残す