おすすめのビジネス本・著者5人
元々ビジネス書大好き人間だったのですが、経営者になってからは、いっそうガリガリ読むようになりました。ええ、そうです。ビジネスに必死でございます(笑)本屋で適当に選んだり、新聞広告で見つけた本をアマゾンで買ったり。とにかくちょっとでも気になれば買うようにしてます。経費で落ちますし。で、たいていの本は最後まで読みません。それで良いと思ってます。だいたい3分の1ほど読んだところで、最後まで読むに値する本かどーかを判断します。判断の基準ですが、「実際の現場に反映できるか」とゆ~アウトプットの視点です。本を読んだらそのままにせず、なるべく現場に持ち込み試してみる事を方針としとります。なので、現場に反映できない理屈は時間がもったいないので頭に入れるだけという事に。
ビジネス書の作者マイブーム
で、そうやってビジネス書をどんどん読んでいくと、かなり自分の会社に落とし込みやすい著者の方が出てくるわけです。「著者マイブーム」と名付けましょう。語呂も悪いし、長いのが難点ですが。それでは、たぶんご興味が無いとは思いますが、僕の最近のマイブーム遍歴を御覧ください。
ここ数年でいうと、、、。
中川淳⇒マイケル・E・ポーター⇒森岡剛⇒楠木健⇒山口周、、、こんなところです。どの方も有名人です。中川淳さんの代表的な本は、「ブランドの始め方」「ブランドの育て方」など、企業のブランディングについてものです。「お米のとけし」もこの本に刺激を受けて取り組み始めたプロジェクトでした。いわく、「経営資源の制限される中小企業こそ、デザインの力を取り入れたブランディングに取り組みべきという事です。実際に僕も外部のデザイナーを探し、このサイトやTVCMなどでブランド作りにいそしみました。この取り組みのおかげで、問い合わせの増加や求人など、大きなプラスの影響をもたらしました。
続いてのブームはマイケル・E・ポーターでした。市場原理を解き明かした「競争の戦略」
にめっちゃ影響を受けました。どうしても経営って「マーケティング」や「イノベーション」とかって言葉が一人歩きして、自社が戦っている市場はどんな原理があるのか?とゆ~視点を忘れがちですよね。この本は、まず自社が戦っている市場の原理を分析し、成功の確率が高い定石はなんなのかまで解説する稀有な本です。お米の卸売業は、コモディティ化した成熟産業です。では、この成熟産業とはどんな落とし穴があるのか?どうすれば生き残れるのか?このクソぶ厚い本で成熟産業に書かれているのは、わずか20ページくらいですが、何度も何度も読み直しました。お米のとけしの基本戦略はこの本に受けたインスピレーションを元に構築されています。特に今後のお米事業において、やってはいけない事が明確になりました。ちなみにプログラミングスクールのブログのほうで詳しく書いてます。
森岡毅さんのブーム期間は長かったですね~。出版している本は全部読みました。そして、ネットメディアにもちょくちょく登場するので、定期的に「森岡 毅」でググってチェックしてます。最近はネット記事で読もうとすると、ログイン系の有料記事になっちゃってるのがつらいですが(笑)マーケティングが専門の方ですが、人事評価に対しての方法論に影響を受け、当社でもガッツリ導入しました。事前に相談した方にはこの仕組みを導入するのに大反対されました(笑)それぐらい常識の外にある方法論なので。それでも導入は正解でした。管理せずにより良い管理ができるようになりました。
楠木健さんの本は、有名なやつで「ストーリーとしての競争戦略」があります。ポーターの競争の戦略を一歩前に進めたような構成になっています。競争の戦略は、市場を分析しどのようなポジションを取っていくかを決めるという内容になっています。しかし、同じく有名な本で「ビジョナリー・カンパニー」という本があるのですが、全く対照的な内容になってます。「ポジションではなく、どのようなチームを作るか、どのような日々の改善を行っていくかが大事」という主張です。ケイパビリティってやつです。僕はポーター派なのですが、ビジョナリー・カンパニーに書いてある事も大事な事はわかるので、この辺をどう捉えようかと悩んでました。そして、この本を見つけました。ポジショニングとケイパビリティをつなぎ、戦略としてどうやって統合するかが書かれています。
この本によって何か一つに取り組んだというわけではないですが、個々の戦術がコンセプトとどうつなげていくのか、今後どのようなアイディアが必要か整理する事ができました。
、、、、、。ようやく今回取り上げたい著者の方のご紹介ができますね(笑)。山口周さんです。2000字を超えたところで登場です。
直近のマイブーム。山口周氏。
山口氏の代表的な本は、「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか」があります。長らく経営コンサルタントに携わってきた方で、本も結構出しています。この本の存在自体は前からよく知っていました。しかし、よくある「儲かりたければ、〇〇だけやれ」的な大ざっぱな本かと思ってました。しかし、新聞でのコラムでこの人の記事を読み興味がわきました。早速アマゾンで購入したところ、おもしろかったです。詳しくは、プログラミングスクールのブログで取り上げました。
そして、次なる作品を読んでみました。こちらも良かったです。前置きが異様に長くなりましたが、こちらの本の紹介とからめて当社の事業の考察を行っていくのが、今回の本題でございます。
と、思ったのですが、ちょっと長くなりすぎたので、次回書きます!最後までありがとうございます(^^)
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