お米の成分と味の関係をなんとかわかりやすく、、、
明けましておめでとうございます(^^)新年会で肝臓をやられている日々を送っております。
今回はお米の成分と味の関係について書きます。
お米の成分という確実に眠くなるテーマ
内容が内容なだけに、睡眠作用が半端じゃないと思うので、眠れない日にでもお読みください(笑)
<お米の成分>
タンパク質7%
糖質 75%
水分 15%
その他 3%
お米の成分は基本的にこんな感じです。そして、地域・銘柄・農家さんの作り方で、お米の水分やタンパク質の量が変わります。これが美味しさの差になります。
おいしさを左右する成分、、、その名もタンパク質っ
そうなんです。タンパク質の量がポイントなのです。タンパク質が少ない方がおいしくなります。ちなみに、タンパク質は同じお米の同じ産地でも、育て方によって変化します。
通常栽培のお米
タンパク質7%
ビニールハウス栽培のお米
タンパク質8%
つまり、田んぼで育てる通常栽培のお米の方が、タンパク質が少なく、おいしいという事になります。
どんな糖質か?それが重要だ
続いて、お米の重要な要素である、粘りを決める成分をご紹介。それが糖質です。もっと正確に言うと、糖質の内訳が粘りを決めます。
お米の糖質成分
アミロース17%
アミロペクチン83%
アミロースの比率が少ない方が粘りが強くなります。粘りが強い品種の事を「低アミロース米」という名前があるぐらいです。通常のお米のアミロースが17%に対して、3%~17%未満のお米は低アミロース米に分類されます。粘りがあるお米が好きな方は試してみてはどうでしょうか。あまり市場に出回っていないお米ではありますが、、(^_^;)
粘りが強い低アミロース米
ミルキープリンセス
ちなみに、アミロースの量が3%を下回るともち米に分類されます。
お米の元々の水分量が硬さを決めますっ
上にもあるように、お米の15%は水分です。14~15%が適性と言われてます。15%以上水分があるお米だと、柔らかく炊き上がりそうですが、逆です。元々水分量が多いお米だと、炊飯時に吸水する水が少なくなります。結果固いお米になります。じゅんいちダビッドソン風に言うと、伸びしろが無いという事になります。13%以下だと伸びしろがありすぎて、水を吸収しすぎ、べちゃっとしたコシの無いお米になっちゃいます。
お米の成分まとめ
長々と書きましたが、まとめるとこんなにコンパクトに↓
・たんぱく質が少ないお米の方が味を良い⇒なるべく自然の環境で育てたお米ほどたんぱく質が少なくなる。
・アミロースという糖分が少ないほど粘りが強くなる⇒粘りがあるほうが好みの方は低アミロース米と言われるミルキークイーンがおすすめっ
・元々のお米の水分量が炊き上がりの固さに影響する
次回は「炊飯」について書きたいと思います~それではっ。
関連記事
コメントを残す