むんじゅる弁当 オーナー

脅威の消費量。週に1トンものお米を使うむんじゅる弁当

お取引先のむんじゅる弁当さんのインタビューが放送されました。
FM沖縄 87.3MHz プロのこだわり飯 PM2時50分~

むんじゅる弁当さんは、那覇の有名なお弁当屋さんです。そして店構え自体は、、、、、、お弁当屋さんです。
むんじゅる弁当 外観
ただ、、、この小さなスペースでっ、、驚異的な売上を上げているのがむんじゅる弁当さんです。いや、、自分も直接売上を聞いたわけではありません。(笑)しかし、お米のお取引をやっていると、お米の消費量から、そのお店の売上を逆算できます。むんじゅる弁当さんのお米の消費量は当社のお取引先でもトップクラスです。一週間に少なめに見積もって1トン使っています。1トンですよ。1トン!スーパーでお米を買う時は基本的に5kg袋です。1トン÷5kg=200袋 お店で買っているあれを一週間で200袋使う計算です。
オーナーの真栄城さんは御年66歳ですが、とても頭のキレる方です。お話を聞いてると「勉強になるなぁ」という事ばかり。
むんじゅる弁当さんのコンセプトは、「ポイントを絞ったこだわり」です。


 

むんじゅる弁当のこだわり其の一「自家精米」

むんじゅる弁当さんのお米は当社から仕入れています。しかし、お弁当屋さんとしては珍しい方法でご飯を提供しています。自家精米です。お店の裏に精米機があり、そこで精米を行っています。
写真は精米の様子です。

むんじゅる弁当 精米のようす
つまり、当社からお米を玄米のままで仕入れ、自分で白米にしているんです。自家精米のメリットとはなにか?それは、「精米したてのお米を提供できる」の一言につきます。玄米の状態から、精米して白米にすると、少しずつ少しずつ酸化が進みます。時間が経てば経つほど酸化が進みます。通常精米したてのお米は、八時間以内に食べたほうがいいと言われています。内地だと、無人のコイン精米機があるのもそのためです。当社でも、在庫管理を徹底する事で、そのタイムラグをなるべく短くし、「精米したて」を提供してはいます。が、八時間以内のお米を飲食店で常に提供する方法は、自家精米しかありません。もちろん、自家精米はその分手間がかかる上、お店の規模が必要です。


 

むんじゅる弁当のこだわり其のニ「食材が!具が!アッツアツ」

むんじゅる弁当さんの店内をよく見ると、他のお弁当屋さんにないものがあります。
ビュッフェのあれの写真
そうです。食べ放題とかでみるあれです。これがこだわりの其のニです。 おかずを常にアッツアツにしてるんです。これを、その日その日のお弁当の売れ方を見ながら、アッツアツのおかずをタイミングよく弁当箱に詰めていきます。そうする事でお客さんがアッツアツのお弁当を食べる事ができます。
むんじゅる弁当あっつあつ


 

むんじゅる弁当のこだわり其の三「こっくりチキン」

むんじゅる弁当さんの紹介でよく見かけるのが、「グー」と同じくらいの大きさのチキンです。そのボリュームのインパクトはさる事ながら、しっかりとした味がついています。このチキンのファンも多いらしく、「このこっくり味のあのチキンが食べたくなる」との事。また、オーナーの真栄城さんもチキンの味にはこだわりがあり、他のお弁当屋さんとの違いを出すポイントでもあると言っていました。
むんじゅる弁当 チキン


 

むんじゅる弁当のこだわり其の四「なんでもやろうとしない」

むんじゅる弁当さんのコンセプトは、上記の3つを柱にしています。そして、4つ目のポイントとして、「全部をこだわろうとしない」というものがあります。全部にこだわり過ぎてしまうと、弁当を作りあげるまでの、手間がかかり安定供給が難しくなります。上記3つ以外のポイントは、「まあまあ」の点数を取りにいき、3つのポイントで他のお店との違いを出す、というスタンスです。

以上が、むんじゅる弁当さんのこだわりです。むんじゅる弁当さんで検索すると、「チキンや米がとりあえず旨いです」とか、「ボリューム感がすごいのに、これで400円?」とかっていうお客さんの声が出てきます。ぜひ今後もこだわりを続けていってほしいです。(^^)

写真はなんかいい感じの仕込み風景
むんじゅる弁当 仕込み風景

それではまた〜。


 

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