お餅のとけし外観写真

店舗分析お餅のとけし編

お餅のとけしという、和菓子屋さんをオープンしてもうすぐ5年が経とうとしております。ありがたい事に多くのお客様にご来店頂き、幸運な事にテレビや新聞などに取り上げて頂き、認知度も高まりました。

ただ、今後継続的に売り上げをつくり、お客様に長期的に愛されるお店になるためには、さらなる努力が必要だと感じております。そこで、今回は令和6年9月~12月を主に前年同月(令和5年9月~12月)との比較を行い、どのような問題があり、どう改善するべきか考察したいと思います。ちなみに当社はエアレジを使っておりますので、エアメイトというサービスでかなりの精度で情報がまとめられています。

売上の構成

売上高の構成は何でしょうか?そうです。客数×客単価で求められます。ちなみに前年度はメディアの放送もあり、好調だったため、今年は売上がダウンしてしまいました。

 

 

売上構成
このように、売上ダウンの原因は客単価よりも客数がダウンした事の影響が大きいです。ここで、①ダウンした客数をリカバリーするのか、②客単価を引き上げる事で客数の減少をリカバリーするのか   この2つがおおまかな戦略になります。
いったん次にいきましょう。

時間客数

上記のデータだと、午後の客数の減少が大きい事がわかります。つまり、午後の来客数を増やせるポテンシャルはあるのに、取り切れてないという事になります。

商品構成

前々からの課題として認識してましたが、当店はドリンクが弱くて、、、(苦笑)色んな事が考えられるデータだと思いますが、いったん①フード上位商品の4位までの構成比が42%を占めており、出数も多いので、この4つの商品の満足度を高めるような工夫を考える。②下位商品の取り扱いをやめる。③ドリンクの上位商品をもっとプッシュする方法を考える。 このようになりました。
商品構成2

↑が10月の商品構成でした。上位陣の構成はほとんど変わっていません。ドリンクの珈琲は構成比が上がってきている状況です。

商品構成3

11月はシャインマスカット大福の伸びが目立っております。さらに、珈琲の構成比は相変わらず高いままです。

商品構成4

はい!特徴的なやつが一個きました。突如登場したいちご大福が一位になっております。そして珈琲は相変わらず高いままです。
先月のシャインマスカット大福といちご大福の数字からわかる事は、「季節の果物を使った大福」は強いという事です。
それでは、また。


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